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ただの俳優のオタク。

サード立海の始まりとセカンド立海の終わり

 

サード立海が、始まってしまった。
これで本当にセカンド立海が終わった。終わってしまった。初日、わたしは天使の舞台があったので水道橋ではないところにいて、冷たいお蕎麦を食べて、そうして泣いてた。混乱だった。天使ではないブン太くんが舞台で芝居をするらしい。なるほど、と思った。今日で天使のブン太くんは終わるのだ。悲しくて不思議で全然理解できなくて、最後のドリライからずっとずっと引きずり続けている自分に本当に嫌気が差して、全然全然落ち着かなかった。


天使の舞台の合間に、一幕だけ観に行った。わたしは延々と泣き、勝手に流れる涙に自分で驚いた。声も出ず、頬を伝う涙。舞台にいるのは天使じゃなかった。ブン太くんなのに。そこにいるのは全然違う人で、かっこいいブン太くんだったけど、それは天使じゃなかった。柳生の首細くて味方くんじゃなかったし、赤也ちゃんは歌上手くて原嶋くんじゃなかった。柳さんは顔丸くなくてあとむちゃんじゃなかった。真田も、幸村も、セカンド立海じゃなかった。まあ幸村は顔めちゃめちゃ神永くんなんだけど…引くほど歌上手いし、そもそも歌の上手い立海ってだけで、違った。わたしの知らない立海だった。
悲しくて複雑で、嬉しくて切なかった。新しい立海がそこにいた。ああ、セカンド立海は本当に終わってしまったんだ。サード立海は本当に歌が上手くて、仲が良くて、芝居も顔も良くて、とても出来が良かったから、それも、やっぱり悲しかった。わたしは歌が下手で(ミュージカルのくせに!)不仲で、それでもきらきらの、きらきらのセカンド立海が大好きだった。

毎日公演が行われて、毎日公演を観て、続々とセカンド立海キャストたちが観劇にきて、わたしは新しいブン太くんにプレをあげて、天使を待った。天使は東京前楽に、ゆるゆると観劇に来た。「いるよ!」というラインとリプとDMにそわそわして、泣いたり過呼吸を出しながら前楽を過ごした。天使が立海を、ブン太くんを観ていた。終わったなあ、と思った。それだけだった。天使は素敵だった、と感想を言っていて、わたしはそれで吹っ切れた。散々泣いて、散々悩んで、結局、それでも天使が一番だった。


新しいブン太くんは解釈違いと言われているらしい。わたしはそれでいいと思う。新しいブン太くんが作り出した、彼のブン太くんで十分かっこよかった。わたしの一番好きなのは天使のブン太くんだけど、でも彼のブン太くんもかっこいいし、ちゃんとブン太くんだった。歩き方とか、仕草とか、勝利への執着とか、そういうの。


セカンド立海は本当にわたしのすべてで、たくさんの思い出を作ってくれて、たくさんの友達を作ってくれて、かけがえのないたくさんのものをくれた。今まで本当にありがとう。あなたたちがジャージを着ることはもうないけれど、最後までちゃんと追えたこと、とても嬉しく思うよ。
あの日!あの、さいたまスーパーアリーナから、ずっとずっと引きずっていた。忘れられなかった。忘れようとしてた。でも、忘れる必要なんてなかったんだ。
天使はこれからも、ずっとずっとわたしの丸井ブン太だ。世界一の!宇宙一の!君が一番!なんばーわん!

 

 


新しい立海ちゃんは正直めちゃめちゃかっこいいので、みんな観た方がいいよ!わたしは地方回るよ!青9ちゃんもめちゃめちゃいいよ!!