I'm so happy !

ただの俳優のオタク。

推しキャスと推しキャラ違う問題

 

 

 

あんステを観た。
わたしは高崎翔太くんのおたくで、朔間凛月くんのおたくである。
翔太くんの演じている瀬名泉は原作の2推しだ。
つまり、推しキャスと推しキャラが違うのだ。両者の熱量に差があればいいのだが、あいにくわたしはどちらもそれなりに、かなり、好きなのである。

前回は、りつくんがそこに存在しているということに感動してしまって、応援とか、そういうレベルではなかった。ただ傍観者でいた。わたしは夢ノ咲モブ女子で、ただナイツのライブを眺める傍観者となっていた。涙がただ流れた。五人そろったナイツにただ泣くことしかできず、瀬名泉のうちわを持ち、ただ座っていた。目の前で繰り広げられるジャッジメントに圧倒されるだけだった。
瀬名泉は笑ってわたしにファンサしてくれた。わたしは瀬名泉からファンサがもらえる世界線があるんだなとぼんやり思った。りつくんは輝いていて、ただりつくんとしてそこに立っていた。軽いパニックになったわたしは公演後あらまき推すわ!!!!!!!!!!と叫んでいたし、手紙を五枚書いてプレボに突っ込んだ。それくらい、りつくんが存在すること、ナイツがそこにいることが嬉しかった。五人の写真はただのナイツだったし、もっとナイツが好きになった。みんなキャラを愛してくれているあんステという空間がとても大好きになった。
ユニットの繋がり、部活の繋がり、クラスの繋がり、過去や親の関係とか、あんスタはとてもややこしいけど、それぞれみんな一生懸命理解して表現してくれることが嬉しかった。
またあんスタを好きになれた。前回は、ただそれだけだった。

それから原作はいくつかのイベントを超えて、わたしはまたあんスタが好きになった。りつくんのことがもっと好きになって、イベントもさらに走るようになった。最近のイベストは、あんスタが終わりに向かっていくようにどれも素晴らしくて、わたしは全ユニットが好きになった。どんどん、原作が好きになってしまった。


そして、今回。瀬名泉は本当に完璧で、原作初期のヒールなナイツで、とてもとても良かった。集中し切れていないパフォーマンスも、冷たそうな眼も、レオぴのパートを歌う瀬名泉も、全部全部愛しかった。いらいらをテニス部にぶつける瀬名泉も、ゆうくんを監禁していても、愛しく思っているところとか、全部瀬名泉だった。
それでも、わたしはりつくんを、応援したかった。そう思ってしまった。
りつくんがすごくすごく好きだった。なんにも考えてないふりをして、それでもナイツのためにほかを切り捨てる、そんなりつくんがそこにいた。まだまだ個々が強いユニットで、前作みたいなまとまりがないけれど、それでも圧倒的に引き込むパフォーマンスをする、ナイツのりつくんが好きだった。これを乗り越えてジャッジメントに繋がっていって、みんなでこたつを囲むようになるんだなあ、と思うと感動してしまった。ナイツって本当に愛しいな。すごいな。ようやく朔間兄弟がそろっているのを観れたし、嫌そうにれ~様を見るりつくんは本当に可愛かった。

わたしは瀬名泉のうちわを持って、りつくんを観ていた。本当によくないなと思った。どちらも本当に好きで、愛しかった。


客降りで、瀬名泉はハイタッチをしてくれて、ありがとうと言ってくれた。わたしはりつくんをみていたのに!心の底から申し訳なくなった。


これからも応援していくのは高崎翔太だ。それは変わらない。でも、あんステで、応援するのは、りつくんになってしまうかもしれない。どうしよう。困った。いま、わたしは本当に困っている。

うっかり二次元のおたくをしてしまうと、こういうときに困る。俳優を優先できない。困った。しんどい。どうしよう。

 


(ステフェスでは、天使と翔太くんどっちもいたのでパニックになり、もうなにもかも持つのをやめました)
(今回のあんステで、大好きな演劇部と海洋生物部の絡みがみれたので嬉しかったです…)