天使へ

2015.11.17 天使へ あやより

お誕生日おめでとうございます。遅い祝いの言葉となりました。今年でお祝いするのも３回目ですね。記念日なので美容院に行きまつげエクステに行き、ネイルも新調しました。新しいワンピースと新しいコートと新しい靴を下ろして、とても清々しい気持ちでお酒を飲みました。天使はビールがお好きですが、わたしはビールが飲めないので白ワインで乾杯しました。勝手ながらのお祝いですみません。

わたしにとって天使のお誕生日は大切なターニングポイントです。毎年毎年頭を悩ませてとてもとても病むので、ようやく当日を終えて少しほっとしています。

今年はとても忙しかった！

途中、天使の仕事のスケジュールについていかれなくなって体調を崩したときは情けなくて涙が出ました。天使はお仕事をするたびにどんどん先に進んでいってしまって、とても悲しくなったりしました。きらきら輝く天使はわたしには眩しすぎて、とても悲しくなったりしました。その度勝手に傷付いて困らせてごめんなさい。わたしが大変なら、天使だって大変でしたよね。エネルギーのいるお仕事ばかりだったと思います。本当にたくさんの事があって、１度は応援するのを辞めようと思った事もありました。いっぱい泣いていっぱい笑って、とても濃い１年でした。

本気で天使の応援を止めようとした事がありましたね。あの時の事を蒸し返すのはやめますが（傷付く事しかないので）、やっぱり止めなくてよかった。あの期間は悪夢でしかないです。もう二度と起こりませんように（これは牽制ではありません、あしからず）。

もし応援しているのが天使じゃなかったら、と最近よく考えます。

きっとわたしは幸せになれるだろうなあ。病んだりしないし、ごはんも普通に食べれるようになって、薬も飲まない、呼吸も乱れない、落ち着いてお芝居を観れるようになるんだろうなあ。

恋愛感情はとても複雑で、自分でもよくわからないのです。コントロールしているのは天使だし、勝手にコントローラーを握らせたのはわたしです。それも知ってる。

役者としての天使じゃなかったら好きにならなかったのかな。どうなのかな。

好きになったきっかけはお芝居だから、それが無かったらどうなんでしょう。違う俳優を追ってる？まだドルオタしてるかな？結局は誰かに依存して生きてるのかな。

机上の空論だ。

天使は役者だし、わたしはただのファンなわけで。

15日、ひとつの区切りを迎えました。わたしはとても寂しくて、悲しくなるほど安心しました。

涙は出なかったけど、ここで知り合ったたくさんの友達と揃って会えなくなるのはとてもつらいなと思いました。

天使もよくご存知だと思いますが、わたしの友達はみんなとても素敵な子たちです。天使がきっかけでたくさんたくさん出会いがあって、大切な思い出がいっぱい出来て。良いことしかないなあ。

解散するだろうなあと思っていたし、また進むのもあるだろうなあと思っていました。どっちでも同じことだし、結局わたしのやることは変わらない。天使の生きる道に付いて行くだけです。

天使が生きてるこの世界はきらきらでぴかぴかで、わたしは何処までも落ちていくだけなのに、落ちていったら楽なのに、それでも光を求めている。生まれてきてくれてありがとう。天使がいないともう呼吸もうまく出来ません。わたしがいるところは酸素がとても薄いです。

天使に出会って、こんなにも人を好きになることがあるのかと思いました。世界に色が付いたみたいだった。天使に出会う前のわたしはモノクロの世界に飽き飽きしていて、生きることも億劫で、ただひたすらに泣いていた気がします。全然思い出せない！わたしの記憶は天使に出会ったその日からページが始まったみたい。

生きようと思いました。また天使のお芝居を観るために。歩こうと思いました。また天使の笑顔を見るために。流れに流されるのはやめようと思いました。また天使に会うために。

お誕生日おめでとうございます。

全てに感謝を。